雇われ商業デザイナー 七つの大罪
別に僕はキリスト教徒なわけではないですが、この考え方はあらゆることに当てはまってくると思う。
七つの大罪で思い浮かぶのが「鋼の錬金術師」 なのは僕がオタクだから仕方がない。
そこで、雇われ商業デザイナーの七つの大罪。
もしあてはまる項目があるなら身の程をわきまえるがいい。
傲慢
クライアントは自分のセンスについてこれないから修正を出してくると思ってる
嫉妬
最もな修正を受けてしまった時に悔しくて素直に受け入れられない
憤怒
自分の思い通り進行しないことをクライアントの所為にする
怠惰
細かいところは見ていないだろうと細部の文字組をなんとなくでやる
強欲
自分がつくったものがSNSとかで拡散されて有名になれないかとか思っちゃう
暴食
仕事中に飴やガムでは飽き足らず、スナック菓子を食べまくる、周りを不快にさせる租借音
色欲
合コンで職業デザイナーっていうとモテると思っている
書いてみて思ったけど、こんな奴いるわ。
ちなみに僕が一番許せないのは租借音です。
これは社内の集中力を一撃で破壊する大罪。(経験談:進行形)
自分はオペレーターじゃないって言えますか?
デザイナーとオペレーターの違いってなんだろうか。
会社に入るまではオペレーターという言葉すら知らなかったなるほどマンです。
オペレーターとは
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1.機械類の操作に従事する役の人。例、電話交換手、無線通信士、計算機械の操作者。
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2.みずからの危険負担で、船舶による運輸業を営む者・会社。
らしいです。(グーグル先生調べ)
デザイン業界では①の方ですね、指示した内容をひたすらこなしてくれる人。
自分で考えてつくっていない人のことです。
自分で考えないでつくるのって本当に楽なんですよね、極端な話ですが、うまくいかなくても全部責任転換できますし。(もちろんそんなセコイ考えの人ばかりではないです)
オペレーター業務に慣れてくると言われたものしかつくらないのに修正をくらうと文句を言うような人がでてくる。(しっかりとした指示が出せていれば修正出すこともないんですがね…)
修正が入ることで全体の進行スケジュールが崩れ、残業が生まれ、モチベーションが下がり………と悪循環に陥っていく。
文句を言う前に考えてみてほしい。
修正されないようにするにはどうしたら良いのかを。
これは営業側からの責任転換ではなく、もしデザイナーを名乗りたいのであれば打ち合わせを踏まえて、営業やディレクターとその先にいるお客さんのことを考えて制作しなければいけない。
そう思って打ち合わせをすれば、つくった後に修正が入りそうな部分が見えてくる。制作に入る前の打ち合わせでそういった問題点を解決しておかなければいけない。
営業やディレクターだって完ぺきではない、ましてやお客さんはデザインの素人なわけですから突拍子もないことを言い出すのです。
言われた通りつくってうまくいかないことなんてざらにある。
だから機械じゃなくて人が作業をしているわけで、そんな時に「こうしたらうまく見せれるじゃないか」といった思考が働かない、考えない人を僕はオペレーターと考えている。
ただし、オペレーターがうまく機能するかは指示を出す営業、ディレクター側の裁量に左右される。お客さんからのメールを転送するだけの営業なんて何も考えてない典型、もはや「営業オペレーター」。
「営業オペレーター」と「デザインオペレーター」で仕事をしてうまくいくはずがない。だってこれって誰も考えてないじゃないですか。お客さんが考えてくれる?そんな素晴らしいお客さんに出会えたら儲けものですよ。
営業にせよデザイナーにせよ、考えなきゃ仕事なんてうまくいくわけがない。
「営業オペレーター」に文句を言うなら自分で考えてみよう。そしたら脱オペレーターして晴れてデザイナーになれるわけだ。
ただ、オペレーターを否定するつもりはないんです。
誰しもデザインの仕事についたらまずオペレーターから始まります。
ディレクターからの指示通りのものがつくれない人がお客さんと打ち合わせをしてお客さんの納得いくものをつくれるだろうか。試さずともわかります。
黙々と色んな作業を覚え、ひたすら機械のように業務をこなしていく。
そこで身につく技術はデザイナーとして必ず役に立ちます。
オペレーターはデザイナーになる第一歩。
僕自身、ディレクターやってますが、正直オペレーターの方が性に合っていると思っている。黙々と作業するのは好きだし。
でもこの業界オペレーターのままでは食っていけない。
僕はフリーではないけど、オペレーターって「使われる側」だから社内での地位も上がらない。フリーなら単価のいい仕事なんて当然もらえません。
フリーランスでいい年してオペレーターみたいなことを言ってくる自称デザイナーによく遭遇しますが、反面教師として勉強させてもらってます。
デザイナーは打ち合わせをできて一人前
どーも、なるほどマンです。
僕は社内ではディレクターという立場なのですが、制作したり、企画したり、営業したりともはや何でも屋さん状態なわけです。
もちろん入社当初は制作部のただのデザイナーでした。
実はただ漠然と営業職に就きたくなかったのがデザイナーになったきっかけでもあります。
そんな僕でも今ではお客さんに営業だと思われていて、気づけば打ち合わせ~提案~見積もり~制作と一通りこなせるようになりました。
デザイナーと営業をどちらもやっていてデザイナー一本だった当時の自分に色々と思うことがあります。
デザイナーのころは、お客さんと自分の間に営業が入って仕事が進行していきますので、お客さんの要望や修正は営業を介して聞くことになります。
これってよくある現場構造なんですが、何かと不満を生みやすい。
例えば
営業サイド
・言われた通り、言われたものしかつくらない
・デザイナーじゃなくてオペレーター
・制作物へのこだわりが足りない、責任感が足りない
デザイナーサイド
・最初の打ち合わせとそのあとの修正で意図がズレてる
・いきなり追加項目があらわれる、そういうことは最初に言ってほしい
・「それってお客さんの好みじゃなくて営業さんの好みですよね?」
みたいな感じ。
もっといろいろ細かいこともあるのですが、大体この辺で揉めることが多いと思う。
デザイナーだったころは営業に対して文句たらたら、社内のデザイナーの中堅くらいにいたこともあって僕もかなり強気に反抗していました。
ただ、当時の僕はお客さんとタイマンで打ち合わせをしたことがなかったんですね。
この「打ち合わせ」は初回の打ち合わせのことです。
営業が打ち合わせしてきた案件を二稿目からは直接やり取りすることはありましたが、「全くのサラの状態から自分ひとりでお客さんと進めていく」という経験が乏しかった。
社内デザイナーから営業へのクレームってほとんどがお客さんには言えないような内容で、ようは井の中の蛙状態。お客さんと直接打ち合わせをすると、社内の営業には強気に発言していたようなことも言いづらくなる。(でも最近の○○世代みたいな人たちは平気で言うからなぁ…)
ですので、デザイナーはお客さんとの打ち合わせができるようになると上で書いたような不満がかなり減ります。(無くなると言えないのは営業の打合力に左右される面もあるので…)
直接打ち合わせをして、お客さんの話を面と向かって聞くことで、自己満足の芸術をつくってるわけではなくて、お客さんのための広告をつくっているということがきっとわかってくる。
お金を払ってくれるのはお客さんなわけですから、お客さんの破天荒な、右往左往する要望を聞き、時には道を逸れそうな要望をなだめ、修正しながら本当に必要なものをつくる。
そんな思考を営業さんとの打ち合わせでもできる人が、頼りになる社内デザイナーだなと、今ならわかる。
逆に営業一本でずっとやってきてたら違うことを思うのだろうか。
そんなことはわかんないので、とりあえずうちの会社は人を増やせと切に思う。
くせ毛も慣れればいいものです
今週のお題「髪型」
髪型か…。
全くこだわりもないのですが、思い返してみると色々やったな。
高校まではずっと丸坊主。
大学に入ってソフトモヒカン。
フリーター時代はロンゲ。
社会人になってサラリーマンっぽい短髪。
そんで今は長めのツーブロック。
もともと祖父が床屋だったので大学まではずっと祖父に切ってもらっていて、ここ数年は友人のお店に通っている。
ずっと気心知れた人に切ってもらってることもあって、正直知らない人に切ってもらう事にかなり抵抗がある。
そもそも僕の髪はなかなかのくせ毛、天パーと言ってしまってもいいくらい。
ロンゲ時代は何もセットしなくてもバンドマンっぽいパーマかかった感じになってくれて重宝した。
ただ、くせ毛はパーマと違って扱いが難しい。
高校まで丸坊主だった僕は髪を伸ばし始めた時、愕然としましたね。
こいつら全く言うことをきかない。
くせ毛が嫌すぎてストレートパーマをかけたこともあります。
(なお、かからなかった模様)
美容師の友人に髪を伸ばしてみたらどうかと進められ、何となく(切りにいくのがめんどくさかったから)伸ばしてみたらあら不思議。
短髪の時は嫌で仕方がなかったくせ毛たちがなんかいい感じのウェーブになりました。
髪を一度伸ばした事で自分の「くせ毛のクセ」が何となくわかり、大分扱いやすくなった気がします。美容師の友人に感謝。
一度伸ばした事で自分のくせ毛がけっこう好きになりました。
会社員になってばっさり切ってしまいましたが、この仕事なら別に長いのも普通なのでまた伸ばそうかね。
居酒屋で頼むもの
どーも、なるほどマンです。
今回はお題スロットなるもので書いてみます。
お題
「居酒屋で頼むもの」
お酒大好きな僕にはちょうどいいお題。
一番頼むのは魚と漬物。
おっさんになったのを実感するメニューである。
僕は魚がとにかく好きなので若いころからずっとこんな感じかも。
でも、唐揚げとか今でも頼むしあまり変わってないかな。
ただ、枝豆の良さはいまだにわからない。
なんだろう、あの豆。
「とりあえず枝豆」
なる発言をよく耳にしますが自分で頼むことは全くないですね。
なんでみんな枝豆頼むんだろう。。
「ビールと枝豆」の組み合わせは相性がいいらしく、「枝豆に含まれるビタミンか何かがアルコールの分解を助けて肝臓の負担を減らす」という話を聞いたことがあるけど、やはり魅力を感じない。
僕の場合は「とりあえず浅漬け」
あとは、そのとき飲んでいるお酒の種類に影響される。
ビールならなんでもいいと思えるのですが、日本酒だと魚介系のつまみが欲しくなる。
ちなみに僕は洋酒が全然だめでワイン、シャンパン、ウイスキーを飲むと悪酔いしてしまう体質。
ここ数年流行っている○○バルのようなお店に行っても結局ビールを飲んでいます。
チーズとか生ハムみたいな女が好きそうなつまみはあれば食べるが自分では頼まない。
ようはおじさん。
飲みすぎには気をつけたい年頃です。
ちなみに僕は過去に急性膵臓炎を二度患いました。
どちらもろくに食事もしないでひたすらお酒を飲んだ翌日、夕方くらいに猛烈な腹痛。
初めてなった時は「これが盲腸か!?」と思っていましたが、病院行ったらなんてことない「度を超えた飲みすぎ」と診断されました。
ただの馬鹿です。
なんでも「ろくに食べないで飲み続けた」ことが原因だったらしく、二度目の時はお腹が痛くなった瞬間に「やっちまった」と悟りました。
それ以来、飲むときは序盤でできるだけ食べるように心がけています。
だから太るんだよ、知ってるよ。
特に大人数の飲み会になると思ったよりも食べれなかったりするので、飲み会前にご飯食べたりすることもあったり。
なので、飲み始めたときはそこそこお腹も膨れているので尚更、お刺身とか漬物がちょうどいい。
ようは飲み過ぎるなってこと。
飲みすぎるからいっぱい食べなきゃいけないし財布も軽くなっていく。
そして太る。
悪循環。
三日坊主を改善したい
継続って難しい。
どーも、なるほどマンです。
三日坊主の生き写しとは私のことです。
連休に入るととたんに継続が難しくなる。
平日は仕事もあるので朝起きてから寝るまでの時間の使い方がなんとなくなんとなく決まっていると思う。もちろん例外はありますが…。
僕の場合、仕事が終わるのが非常に遅くて帰宅は日が変わるくらい。
(ブラック企業とか言うんじゃない!)
そこからスポーツニュースやらアニメやら見ながらちょっとした夕飯。
シャワーは朝浴びるので後は寝るまで自由時間なわけです。
平日はこの時間にブログをかいたり、ネットサーフィンしたりと励んでいるわけなのです。時間にして2~3時間(一人ぐらしなのに自由時間少ねぇな…)
休日になるとこのルーティーンがどうしても崩れる(飲みに行く)のでなかなか思うように続かない。
連休を挟むと一週間続けてきたことをパタッとやめてしまうこともしばしば…。
どうしたもんか。
改善策として色々考えてみたのでここに書き留めておこうと思います。
①小さくてもいいから目標を決める
何事も続けるからには何か目標がないといかん。
目標もなくダラダラ続けても意味ないですしね。
②明日の自分は頼りにならない
「明日やろうはバカやろう」とはよく言ったものです。
ホント次の日の自分ってアテにならない、まぁ日が変わればまた別の予定も入ったりするわけで。些細なことでもやれる時にやっとけってことですよね。わかります、わかってはいますとも…。
③あきらめない
実際、これに尽きる気がする。
三日坊主マンの特徴は最初はやる気満々、何かをきっかけに継続できない日が訪れるとそのままズルズルと…。
てな感じで、毎度同じことを繰り返すわけです。
数日できない日が続てもリセットして改めてやり始めればいいじゃない。
ようは自分の気の持ちようってこと。
頑張ってブログ更新していこう。
一人カラオケ、好きです。
どーも、なるほどマンです。
僕はカラオケが苦手です。
歌に自信がないとかではなくて(自身があるとは言っていない)、
・知らない歌を歌われた時の対応に困る
・逆に知らない歌を歌ってしまった時のエアーに耐えられない
・自分の大好きな曲を音痴な人に歌われた時の絶望感
・勝手にハモられて盛大に外された時のやりにくさ
などなど。
完全にカラオケに向いていない人なんです。
(むしろ協調性がないともいえる)
会社員になって飲み会の後にカラオケ~なんてテンプレみたいなコースに度々遭遇する僕は、とにかく二次会でカラオケに行くのだけは避けたい。
いや、歌うこと自体は好きです。
ただ、会社の人と行くカラオケって本当につまらない。
空気読んで、盛り上がりそうな、みんなが知ってそうな曲を無難に選ぶ。
この場合のカラオケって大概みんなでワイワイしたいから行くだけであってそもそも歌いたくて行くわけじゃないんですけどね。だったら居酒屋で良いじゃん、せっかくカラオケ来たんだから思いっきり好きな曲を歌いたいと思っちゃう僕がきっと間違っているのだろう。
そんなわけでここ数年、一人カラオケに行くようになったわけです。
バンドもやめて大声で歌える環境なんてそうそうないですから、いいストレス発散になりますよ。
東京は「ヒトカラ」なる一人カラオケ専門店がそこら中にあります。これが本当に助かる。
普通のカラオケ店に一人で行ったこともあるのですが、やっぱり広い部屋に一人というのはあまり落ち着かない。
「ヒトカラ」は漫喫みたいな個人ブースで「サクサク歌ってとっとと帰る」のにちょうどいいです。
僕の思う一人カラオケの良いところ。
「なに歌っても大丈夫」
本当にこれにつきる。
正直歌えてなくても良いし、女性ボーカルの歌を気持ち悪い裏声で歌ってもいい。
僕は今までは原曲と違う音程に勝手に変えることに抵抗があってやったことありませんでしたが、一人カラオケに行くようになって、女性ボーカルの曲の音程を自分の声の高さに合わせて下げまくって歌うようになりました。
女性の音域ってやっぱ男には出ないし、出たとしてもただただつらい…。
気にしすぎだとは思いますが、音程を変えるのを嫌がる人もいる気がしてできなかったこと。一人なら関係ないじゃない!
てな感じで今まで聴いていた女性ボーカルの歌を「キーを下げて歌いまくる」ことにハマっています。
バンドをやっていたころよりも自分の音域がかなり下がっていてショックだったのでリハビリも兼ねている。
声ってすぐ出なくなるんで素人が音域を保つのは大変です。