Naruhodo the World

社畜な商業デザイナー、元バンドマンで現アニオタ

東京って面白い

どーも、なるほどマンです。

 

だいぶ暖かくなってきたなぁとか思ってたらもうGWじゃないか。

そりゃそうだ。

 

さて、GWです。

旅行に行ったり、帰省したりと世間的には慌ただしい一週間になるのでしょう。

 

帰省ラッシュというのが本当に嫌いなので大型連休は極力帰りたくない。結果、帰省もせずに、のんびりと、ごろごろして、アニメ見て、お酒飲んで、友人と遊んで、グダグダするでしょう。

 

僕は二年前にひょんなことから東京に出てきた転勤組です。

それまでは地元に30年、根を張るように生きてきました。

 

バンドやってた頃も「東京なんてクソだ!」みたいなわけわからん思想のもと、田舎で張り切ってやってました。当時の自分に伝えたい、「東京、ホントいいとこ

 

東京に来てあっという間に友人が増えたってのもありますが、そもそも魅力的な街だと思います。連休を使って遊びに来る人もいるでしょうし。

 

そんな30代東京デビューの僕が思う、田舎との違い。

 

 

1.とにかくなんでもある

 

ぶっちゃけこれが全てかもしれません。僕の地元はかの有名なP○RCOさんが撤退に追い込まれるような待ちです。駅前に広がる閑散としたシャッター街。まさに「THE 田舎」です。もちろん休日に買い物に行く場所は大型ショッピングモール。「そこに行けばなんでもある」というよりかは「他に何もない」という状況です。

 

東京に来て一番驚いたのは、都心では大型ショッピングモールなんて行かなくてもいいこと。路面店多いし、とにかく店が多い。買い物になると優柔不断な僕はどこで買っていいかわからずむしろ困ってるぐらい。

 

地方都市だと主要駅の周りに全てが集約されていることが多いですが、東京はそこが違う。主要駅の多さもありますが、駅ごとに特徴がしっかりある。

 

買い物に行く、飲みに行く、働きに行く、遊びに行く

駅を出るとはっきりわかるぐらい違います。

 

地方ではせいぜい南口はオフィス街、北口は飲み屋街といった感じですが、駅単位で区別されているかのような東京は異常だと状況当時は感じました。買い物するにしても買うもの次第で行先が変わる、飲みに行くにしても予算次第で行先が変わる。僕は田舎者なので上京してからも限られたエリアでしか生活していませんが、「駅を使い分ける」という田舎暮らしでは到底身につかない技を東京人は駆使してるなぁと思います。

 

 

いつもと違う駅で降りて新しい発見。

なんて都会っぽい発想!

 

 

田舎じゃ田んぼしかなかったりしますからね。

 

 

でもそんな東京でも、新宿は別格。

僕は職場の都合、新宿駅周りをウロウロしていることが多いのですが、この駅は買い物するも良し、ご飯食べるのも良し、飲みに行くにも良し。さすがは世界一利用客が多い駅です。本当に何でもある、新宿に無いものって何だろう…山ぐらいしか思いつかない。

 

本当に何でもある街。

 

 

2.出会いの多さ

 

地元との大きな違いと感じた二つ目は友人のコミュニティ、友人のつながり方と言うといいのかな。

 

僕の地元は友人同士の小さなコミュニティがたくさん集まって大きなコミュニティを形成しているイメージ。だから大きなコミュニティで集まると趣味趣向の合わない人もいたりする。でもそんなつながりが面白い化学反応を起こすようなこともあるので別に悪いことではないと思うんです。

 

対して東京はコミュニティが多い。これは人口の問題もあるのだろうけど。僕個人で言うならば「音楽仲間」と「オタク仲間」と「仕事仲間」といった感じ。

主に休日遊ぶのは「音楽仲間」と「オタク仲間」なわけですが、どちらかにしかいない人もいればどっちにもいる人もいる。人数の集まる飲み会になると知らない人が普通にいたりする。これは僕が上京して間もないこともあると思っていましたが、そうでもないらしい。東京に長く住む友人も知らない人がいることは良くあるという。

 

「知らない人」が飲み会に紛れているって別に怖い話とかではなく、要は友達の友達。

地元でもこういった出会いはよくあるものでしたが、東京では特に多い気がする。

 

東京人は個々が色んなコミュニティを持っていて、それぞれが交じり合うところに新しいコミュニティに接する機会があり、出会いがある。出会いが連鎖的に起きて広がっていく感じが地元にいたころとは全然違うと感じています。

 

 

3.結局は東京から始まる

 

世間をにぎわす流行や新しい試みといった「最新」と呼ばれるものは結局のところ東京から始まることが多い。

僕が広告関係の仕事をしていることも関係するのだろうけど、常に最新を更新している街だと思う。

 

僕はアニメオタクなので秋葉原によく行きますが、東京に10年以上住んでいる友人は「秋葉原は変わった」といいます。「涼宮ハルヒの憂鬱」辺りからの深夜アニメブームで秋葉原はどんどん進化していったと。

 

「日本最大のオタク街 秋葉原」が進化していく過程で、多くのアニメのプロモーションが行われ、それを目で見て、肌で感じてきた人々の経験値は計り知れないものだと思う。この10年で「深夜アニメ」というものを「気持ち悪いオタクが見るアニメ」から「日本の文化」と言わせるまでに成長させてきたわけですから。

 

東京は新しい文化の発信地になる可能性が高い。

 

せっかく東京に来たのだから「新しい何か」が生まれ、動きだし、広がっていくのを見てみたい、体感してみたいと思う。

 

 

 

 

と、まぁこんな感じで東京は面白いとこ。

 

個人的には「なんでもある街」よりも「何かが起こる街」という点ですごく好きです。

ただ、何かを起こすには自分から行動していかなきゃいけないんですがね。

 

連休は北千住に飲みに行く予定。

行ったことないから楽しみです。